シマナビ

争点解説:辺野古移設

沖縄県知事選2026(投開票 9/13)の最大争点を、事実と一次資料で地図化します。シマナビは「移設の是非」に立場を取りません。各項目の数字は出典つきです。最終更新 2026-08-18。

30秒でわかる現在地

経緯(要点のみ)

1996日米が普天間飛行場の全面返還に合意(SACO)。返還は「代替施設の完成・運用可能後」が条件
2013仲井眞知事が辺野古の埋立を承認(当時の埋立工期は5年)
2018辺野古側で土砂投入開始
2019県民投票で埋立「反対」72.15%(投票率52.48%)。同年12月、防衛省が総工費9,300億円の新計画を公表
2021玉城知事が設計変更申請を不承認
20239月、最高裁で県の敗訴確定。12月28日、国交相が知事に代わって承認(地方自治法上の代執行は史上初
20241月、大浦湾側の工事に着手。12月、地盤改良工事(砂杭打設)開始
20266月、新区域③-4で土砂投入開始。地盤改良は砂杭ベースで約13%(6月末)

出典:防衛省報道発表「地盤改良工事の着手について」(令和6年12月27日・PDF)/沖縄県「辺野古新基地建設に係る問題点と沖縄県の考え」(令和7年8月・PDF)p.3/県民投票の結果は琉球新報 2019-02-25/砂杭進捗は琉球新報 2026-07-19

お金の話

いつ終わるのか

軟弱地盤——国と県で見解が食い違う点

大浦湾側の海底に軟弱地盤が広がっており、最深部(B-27地点)は海面下90mに達します。地盤改良(砂杭 約7万1,000本の打設)は海面下70mまでで、約20mの未改良部分が残ります。ここまでは両者に争いのない事実です(防衛省資料p.4/県資料p.8)。

国(防衛省)の立場

70mより深い粘性土は基準上改良不要でも安定性を確保できると技術検討会で確認済み。工法は羽田空港・関西空港・那覇空港でも実績がある。防衛省報道発表 2024-12-27

県の立場

この深さの砂杭打設は前例がない(国内最高実績は水深65m)。最深部B-27地点で力学的試験が行われていない。不同沈下や付近の断層への懸念を専門家が指摘。県資料p.8)

両候補は何と言っているか

玉城デニー氏(現職)

反対。8月12日の基本政策発表で「反対の民意を守り抜く」。「(代替施設が)いつできるのか、いくらかかるのかを政府は明言できない」とも述べ、移設と切り離した普天間の運用停止を国に求める方針。時事通信 2026-08-12沖縄タイムス

古謝玄太氏(前那覇市副市長)

容認。8月14日の政策発表で「一刻も早い危険性除去のため、現実的な解決策として辺野古移設を容認し、移設を進める」。沖縄タイムス 2026-08-14時事通信

県民はどう考えてきたか

確定していること/決着していない論点

事実として確定していること

まだ決着していない論点

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立場は取りません。決めるのは、あなた。